こんにちは!おつむです!
今回の記事では、保険加入の方法とその違いに関して解説します!
保険に加入する方法
保険に加入する方法は、主に「代理店」もしくは「通販」があります。
皆さんはそれぞれの違いをしっかりと把握されていらっしゃいますでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットを解説しますので、それも踏まえれ保険の加入方法を考えていただけると幸いです。
保険は「いざというとき」に備えるものです。「いざ」に着実に備えるべく、しっかりと把握しておきましょう。
以下の記事も是非ご参照ください。
保険のプロに任せたいなら代理店型
皆さんが知る大手の保険会社は、基本的に保険の販売を「代理店」に委託しています。
分かり易い例で申し上げると、街中にある「保険プロ代理店」や「ディーラー」、「ほけんの窓口」や「街中の不動産」、「生保レディ」や「銀行・信用金庫」などです。
代理店によって質にバラつきはありますが、各代理店のバックには保険会社の営業担当社員が付いておりますので、何か困った事などがあれば、保険会社のカスタマーセンターに電話をして、代理店に直接指導をしてもらうこともできます。
代理店型のメリット
保険に関して納得感を得られる。気軽に相談できる。
保険の代理店は、保険販売を生業としていますので、いわゆる「保険のプロ」です。
したがって、一般の方と比べて、保険知識の豊富さや事故対応・保険金請求対応への慣れ等といった専門性があります。
当然、実際に事故が起こってしまった時には、お客様に代わって代理店が保険会社との対応を諸々行なってくれます。
また、直接「人(担当者)」と会って保険の相談ができるので、不安点や疑問点を事前に解消した状態で、納得感を持って保険に加入することができます。納得感・安心感が全然違いますね。
事故時の安心感・大手保険会社の強みを活かせる
事故が起こってしまった……🙀💦
そんなとき役に立つのが「保険」と「代理店」です!
「保険」は、保険会社から保険金を貰うことができますから、言うまでもありませんね。笑
「代理店」は、上記①にも書いた通り、保険知識の豊富さや事故対応・保険金請求対応への慣れ等といった専門性があります。その専門性を活かし、事故後の対応を色々と代わりにやってもらえるので安心感があります。また、保険会社との交渉等も実施してもらえるので、自分で慣れない事故対応をするよりも、断然「楽」です!
更に、代理店で大手保険会社の保険に加入することで、大手保険会社ならではの「強み」を享受することができます。
保険会社によって、事故対応の質には当然ながら差があります。
事故対応を担うのは、各保険会社の社員です。社員によって交渉力や法律知識の量、過去の事故対応歴等で差が出るのは当たり前ですよね。
例えば自動車事故でいえば、自分で車をぶつけしまった事故であれば、修理費を保険金で支払ってもらって終了ですが、相手がいる事故の場合はどうでしょうか?相手との過失割合交渉や弁護士の選定など様々な対応が必要となります。それらを担うのは、言わずもがな保険会社の社員です。過失割合は過去の裁判例などの基準に基づいて検討されますが、必ず保険会社間で過失割合に関する交渉が行われます。保険会社の交渉次第では、過失割合が基準よりも大きく変わる可能性もあるのです。
大手保険会社の方が、通販型の保険会社よりも高い給料で優秀な従業員を雇い、過失割合等に関する高度な研修制度を設けているのは何故でしょうか…。容易に想像できるかと思います。
勿論一概に判断は出来ませんが、ここで私の過去の経験を紹介します。
私は以前、通販型の自動車保険に加入している間、相手(少し強面な建設会社)のいる事故を起こしてしまいました…💦
当時、私の運転に目立った過失は無く、ドライブレコーダーにも事故時の映像が明確に残っていたのですが、残念ながら私の方が過失が大きいという結論になってしまいました…(泣)
何とも皮肉な話ですが、当時の私は通販型の保険会社、建設会社の相手方は大手の保険会社でした…(笑)
保険会社社員の交渉力などの能力で劣ってしまっていたのが敗因であることは言うまでもありませんね…。その後、通販型の保険会社からはお詫びをされましたが、私は直ぐに保険会社を変えました。「いざ」というときに役に立たなければ意味無いと考えたので。
代理店型のデメリット
保険料が高い
代理店型の場合、「代理店への手数料(人件費等)」が発生します。通販型は代理店を介さない為、この費用は発生しません。
そのため、通販型と比較して代理店型の場合は、保険料が高くなってしまうのです。(条件によっては、代理店型の方が安いケースも稀にあります。)
保険料は高くなってしまいますが、その分いざという時に「代理店」や「大手保険会社」から守ってもらえるので、あとは個人の考え方次第ですね。
保険は「いざ」に備えるものですから、後悔の無い選択をしましょう。
代理店によって質にバラつきがある
冒頭で申し上げた通り、保険の代理店にも様々な種類があります。
例えば、街中にある保険プロ代理店やディーラー、ほけんの窓口や街中の不動産、生保レディや銀行・信用金庫などです。
保険のプロ代理店などは、保険のみを生業としているため専業代理店と呼ばれ専門性が高いですが、ディーラーや銀行などは本業が別にありますので、いわゆる兼業代理店と呼ばれます。
なお、決して「専業代理店=質が良い、兼業代理店=質が悪い」という訳ではありません。代理店によって、保険に対する力の入れ方は異なりますので、個々の代理店毎に判断していくしかありません。
代理店に対して保険に関する細かな質問を色々聞いてみると、代理店としての質を見極め易いと思います。
保険は自分で選ぶ、保険料を安くするなら通販型
最近では、テレビCMやインターネットで、通販型保険の広告をよく見かけませんか?
原則、通販型の保険会社は大手の保険会社とは異なり、インターネットを用いて顧客に保険を直接販売しています。
分かり易い例で申し上げると、SBI損保やソニー損保、ライフネット生命やオリックス生命などです。
通販型のメリット
保険料が安い
通販型の保険が、代理店型の保険より保険料を安くできる理由は、代理店を通さずに保険販売できるからです。代理店を間に通さない分、手数料や人件費、事務所の賃料などを抑えることができるのです。
保険料は大きく「純保険料」と「付加保険料」に分けられます。
「純保険料」とは、保険金の原資になるもので、今までのデータから事故が起きる確率や事故で支払った保険金などを統計としてまとめ、それを分析・計算して決定されます。「純保険料」に関しては、保険会社による差が殆どありません。
「付加保険料」とは、保険会社の事業運営に必要な経費に充てられる部分の保険料です。上図の通り、通販型の保険は「代理店手数料」を大幅に削減できるほか、インターネットを通じた保険販売により人件費や申込書などといった社費も抑えることができます。これらの差が通販型保険の保険料の安さにつながっています。
通販型のデメリット
保険の選択は全て自己完結
通販型保険には、代理店が介在しないため、安心して相談できる保険のプロがいません。
補償内容を決めるときに、保険のプロと一緒に相談しながら決めたいという方には、通販型保険は合っていないと思います。
たしかにインターネットなどを使えば、保険に関してある程度調べることはできますが、保険はかなり専門性の高い分野になりますので、自分のライフスタイルに完璧に合った補償内容を選ぶのは非常に困難です。
保険は安価に入れるに越したことはありませんが、安さばかりを追求してしまうと、「いざ」という時に役に立たない可能性が生じます。
通販型保険を選択する場合は、しっかりと自分が納得いくまで調べた上で加入するようにしましょう。調べてみると、色々な人の意見が目に入りますが、ライフスタイルは人それぞれです。あくまで、自分で考え、自分に責任を持って保険に加入しましょう。
複雑な事故の対応
これは特に自動車保険ですが、通販型自動車保険でよくデメリットに挙げられるのが「事故対応」です。
事故受付や単純な自損事故(自分で車をぶつけてしまった相手のいない事故)であれば、事故対応において、通販型保険会社と大手保険会社に大差はありません。
事故対応で差が生じるのは、相手のいる事故を起こしてしまったときです。
詳しくは、代理店型のメリット二点目をご参照ください。
まとめ
②代理店で加入するメリットは…
・保険に関して納得感を得られる。気軽に相談できる。
・事故時の安心感・大手保険会社の強みを活かせる
・保険料が高い
・代理店によって質にバラつきがある
④通販型で加入するメリットは…
・保険料が安い
・保険の選択は全て自己完結
・複雑な事故の対応
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
皆様の保険選択が上手くいきますようお祈り申し上げます。
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